百年の孤独

「お一人様の食歴」。生きているうちにあと何回美味しいものが食べられるだろうか。銀座に生息して365日外食の日々。キッチンがいらないので、ホテル暮らしです。

茂竹(もちく)- 銀座/天ぷら

創業100年を越える老舗の天麩羅屋さんです。

出来て間もない黒光りの立派な建物、東急プラザの斜め前くらいに位置します。

ただでさえ、いつもお一人様でのご飯なのに、この日は、ランチタイムを大幅に過ぎていたこともあり、初めて訪問した老舗の高級店で、”お客は自分一人だけ” という構図です。なかなかの度胸です。

しばらくは沈黙だったものの、そのうちご主人との会話も弾み、とても楽しい時間を過ごせました。

香ばしいお茶、上品な味の小鉢、さくさくながら柔らかい感触の天麩羅達、デザートは柿と葡萄。

お店の雰囲気といい、天麩羅といい、現代からしたら一昔前の時代の伝統が残っている気がします。

銀座という洗練された場所にありながら、現代とか、競合とか、そういうものに左右されない良さがここにはあるように思いました。

 

 

https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130102/13007760/


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